フリーレンがまさかの離脱!/週刊少年サンデー47号『葬送のフリーレン』第70話感想

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※この記事は執筆時点での最新号までの内容のネタバレを含みます。ご了承の上お読みください。

2021年10月20日(水)発売の『週刊少年サンデー』47号にて掲載されている『葬送のフリーレン』第70話の感想です。今回は北部高原の物流を担うノルム商会領でのお話です。過去の出来事によってフリーレンがパーティが脱退しなくてはならないピンチに?

『葬送のフリーレン』第70話感想

北部高原の物流に異変?

ノルム商会は北部高原の流通をになっているはずなのですが、なぜか物資の流通が滞ってしまっています。ノルム商会領に入ったところ呼び出しを食らってフリーレンが80年前に借りた借金の返済を求められてしまいます。

無期限の借金だそうなのですが、現実だと出世払いって請求されたら出世できていなくても払わなくちゃいけないんですよね。

1.債務の履行について確定期限があるときは、債務者は、その期限の到来した時から遅滞の責任を負う。

2.債務の履行について不確定期限があるときは、債務者は、その期限の到来した後に履行の請求を受けた時又はその期限の到来したことを知った時のいずれか早い時から遅滞の責任を負う

3.債務の履行について期限を定めなかったときは、債務者は、履行の請求を受けた時から遅滞の責任を負う。

民法第412条より

現代の法律をファンタジー世界に当て嵌めるのは野暮なのですが、フリーレンの場合は3になるんじゃないでしょうか。平たく言えば「貸したお金を返せって言われたら、その時から返さなきゃいけない義務が発生するよ」って事です。

フリーレンは借金を返すまで鉱山で300年働かなくてはいけなくなってしまいました。仕方がないのかもしれないですが、ノルムさんがすごく素気のない感じです。

なので酷い人かと思いきや、北部高原の現状を憂いていて商会を再興させるためだった。実は民を助けるために自分が悪にもなれる強かな人だったとか、良い意味で裏切られる展開でした。なんかもう冷たい人かと思ったのを謝りたい気持ちにされてしまいました。

無事に銀鉱山を発見し、解放されたフリーレン。嘘か本当かフェルンいわく「今夜にも鉱山を襲撃する予定だった」のですが、フェルンとシュタルクが襲撃してきたら一般の兵士からしたら脅威なんでしょうね。本当にフェルンたちの襲撃が未遂に終わって良かったです。

告知によると次号は休載のようです。最近は休載が増えているような気がするのですが、何か裏で動いていたりするんでしょうか。

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