何が出るか分からないドッキリ箱のようなマンガ『ダンダダン』が面白い【感想】

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こんにちは、かなめです。

このブログではマンガが大好きで仕方がない、面白いマンガをいち早く読みたいという人のために、オススメのマンガを紹介していきます。

この記事で紹介していくのはジャンプコミックス『ダンダダン』(著者:龍幸伸)です。ファンはもちろんのこと「青の祓魔師」「チェンソーマン」「SPY×FAMILY」など話題作をサポートしてきた敏腕編集者の林士平(りん・しへい)氏が大絶賛するほどの作品となっています。

そんな作品なのでジャンプ+で連載して直後から話題になってしまうほどで「次にくる漫画大賞2021」ではWEBマンガ部門の第2位、「このマンガがすごい2022」オトコ部門4位など各種マンガ賞での評価も高いです。

そんな「ダンダダン」のあらすじをはじめとして、魅力や見どころなどを紹介していく記事になっています。

ダンダダンの詳細データ【あらすじあり】

タイトル:ダンダダン

作者:龍幸伸
出版:集英社(ジャンプコミックス)
既刊3巻(以下続刊)
©龍幸伸/集英社 2021

幽霊肯定派の女子校生・綾瀬桃と、同級生の怪奇現象オタク・オカルト君。互いに否定するUFOと怪異を信じさせるため、桃はUFOスポットの病院廃墟へ、オカルト君は心霊スポットのトンネルへ行くのだが…。運命の恋が始まる!? オカルティック怪奇バトル開幕!

引用元:公式サイト

ダンダダンの見どころと魅力

山盛りだけど破綻しないストーリー

「ダンダダン」1話より©龍幸伸/集英社 2021

怪奇現象好きのオタク男子で通称”オカルン”と高倉健の大ファンだという硬派な女子高生・綾瀬桃の2人が主役です。桃は祖母が霊媒師なのもあって幽霊を信じています。

自分の好きなものを相手に信じさせるためにオカルンは心霊スポットに、桃はUFOの現れるという病院廃墟に向かい、それをキッカケに騒動に巻き込まれてしまうことに……。

そんなあらすじからもわかるようにSFやオカルト、またはバトルとコメディにボーイミーツガールなど同じマンガの中に驚くほど多くのジャンルがぶち込まれています。「イチモツ」や「キンタマ」などの下ネタを思わせるセリフですら作品のユーモアな部分として消化してしまう面白さも見逃せないところです。

それほど多くの好きなものを同じマンガにしようと思ったら普通ならば何をテーマにしたいのか分からなくなってしまうもの。それを絶妙なバランスで成り立たせているのが一番といって良いほどスゴいところでしょう。

驚くほどに描き込まれたコマの描写もすごい

「ダンダダン」6話より©龍幸伸/集英社 2021

ストーリーが面白いだけじゃなくて、びっくりするほど描き込まれたコマの数々も魅力的です。こればかりは説明しても実感が湧きにくいので、2巻の冒頭に出てくる地縛霊のカニを見てもらえれば分かると思います。

まるで生きているかのようなカニの描き込みっぷりも凄いんですが、襲いかかるカニの躍動感にびっくりです。こんなのに襲われたら普通はひとたまりもありません。

さらに驚くべきはジャンプ+には隔週連載の作品もありますが、ダンダダンは週刊連載の上に休載も4巻分ぐらいまでで2回ほどと少ないことでしょう。これだけ描き込みの量が多いにも関わらず週刊連載ってどれだけ天才なんだと思わされます。

「ダンダダン」をお得に読む方法

ダンダダンの連載媒体はジャンプ+なので、初回に限り最新話まで無料で読むことができます。

ただし初回だけのため次の話に進んでしまうと戻れないので、読み返すにはアプリ内コインが必要になってしまいます。そのうえコインの利用では読み返せる期間も決まってしまっているため、好きな時に読み返すことはできません。

好きな時に好きなだけ読み返すためにも、電子書籍でコミックスを買って応援してはどうでしょうか。お得になる電子書籍ストアについては別の記事でまとめてあります。

中には違法なマンガサイトで読むからコミックスを買う必要がないという人がいるかもしれません。しかし違法サイトを利用すると個人情報の流出や詐欺に巻き込まれてしまう危険、悪意のあるウイルスに感染してしまう可能性も捨て切れません。

そもそも違法なので突然、家に警察がやってきて逮捕されているなんてことも考えられます。違法マンガサイトの被害はいまや4億円を突破するほどとなっており、警察などの公的組織も今後は間違いなく本腰を入れていくことでしょう。

コミックスの売り上げが上がらないと打ち切られてしまう可能性も考えられますし、好きなマンガを応援したいのならば電子書籍の購入などで応援していきましょう。

まとめ:予想のできないおもちゃ箱マンガ

ダンダダンは驚くほど多くのジャンルが詰め込まれたマンガです。だからこそ無くしてしまったオカルンのキンタマを探すという流れがメインにありながらも、次に何が出てくるのかストーリーに全く予想がつきません。

そんなダンダダンの雰囲気が詰め込んだおもちゃ箱のようにも思えてきます。話が進むにつれ魅力的な登場人物も増えていき、恋愛コメディもパワーアップしていくなど最初から面白かったはずが留まるところを知りません。

SPY×FAMILY」「阿波連さんははかれない」などジャンプ+の話題作が次々とTVアニメ化していってるので、この作品ももしかすると……。そうなる前に「ダンダダン」をチェックしてみてはどうでしょうか。

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