読み切りらしい話になるのかと思いきや…/週刊少年ジャンプ36号『BLEACH』特別読み切り感想

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※この記事は最新号の内容を含みます。ご了承の上お読みください。

2021年8月10日(火)発売の『週刊少年ジャンプ』36号では『BLEACH』の特別読み切りが掲載された。ユーハバッハとの激戦から12年経った本編終了後の世界が描かれる。

■地獄からの死者

戦いで死んでしまった隊長のために12年ごとに行われるという《魂葬礼祭》と言う儀式、山本総隊長と卯花隊長の儀式を終えた阿散井から浮竹隊長の儀式に参加してほしいと頼まれた一護。

一護と新しいメンバーを加えた副隊長総出で儀式に必要な虚を捕らえにいくのだが、地獄からの復活を果たしたザエルアポロも登場して……。

最後には「獄頣鳴鳴編」と銘打たれ新たな戦いを予感させる流れになっている。

■ファンから「やっぱり黒歴史か」と言われてしまったもの

実質的に新展開と言ってもいい内容の読み切りだったが、その裏でファンから「黒歴史にしたかったんだな」とささやかれてしまうものがある。

それが2010年に公開された『劇場版BLEACH 地獄篇』だ。

都合により本格的に制作へ関われなかった久保氏はディスク版の発売を機に制作総指揮のクレジットを取り下げてくれと頼んでいたものの叶わなかったことが理由だ。時獄篇に久保氏は「ファンが少しでもBLEACHらしいと感じてくれたなら声優さんと絵をつけてくれたスタッフのおかげ」だとコメントしていたらしい。果たして今回の話で過去作に被せるようなネタが飛び出してきたのは、意趣返しを含んだものなのか違うのか真相は定かではない。

■次回の掲載予定は不明

気になる新展開を迎えながらも次回の掲載は明らかになっていない。子供世代の一勇や苺花も関わってきそうな予感もして楽しみしかないです。

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