タダものじゃない予感、秤と虎杖の交渉の行方は!?/週刊少年ジャンプ38号『呪術廻戦』第155話感想

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※この記事は執筆時点での最新号までの内容のネタバレを含みます。ご了承の上お読みください。

2021年8月23日(月)発売の『週刊少年ジャンプ』38号では『呪術廻戦』の第155話が掲載されています。

虎杖と秤の交渉を成功させるために綺羅羅を足止めする伏黒とパンダ。どうやらパンダを秤と近づけないようにしている綺羅羅の術式の正体はわかっていません。正体といえばギャルかと思っていた綺羅羅が実は男だったのも驚きでしたね。

一方、秤と接触した虎杖はうさんくさい取引に持ち込まれていて……。

”熱”を愛する男、秤金次

明らかに詐欺師が騙す時のテンプレっぽい言いかただと思いましたが、秤に騙す気こそなかったとはいえ詐欺でしたね。

普通に考えれば「1日1時間あることをするだけで月収100万円」なんてあるわけがないのですが、顔がひきつりつつも「あること次第」と話を聞こうとする姿勢を崩さない虎杖は本当に善人ですね。

どうして詐欺師に騙されるのか、の答えを”熱”のせいに落とし込むのは納得しました。「恋は盲目」とかギャンブル中毒とかもそうですが、夢中になると本質が見えなくなってしまったり、ダメだと頭では分かっていても止められないことってあるような気がします。

そんな”熱”を愛しているのが秤です。一見、順調に言っているようでしたが綺羅羅からの緊急連絡で虎杖が高専の関係者ということが秤にバレてしまいました。殴り合いのケンカが始まってしまいましたが、こっちの方が性に合う気もしますね。

秤たちは保守派と揉めていた!

秤たちが高専から停学状態になってしまったのは「呪術とはこうあるべき!」という思想と合わなかったからのようです。

保守派はテクノロジーと呪いが交わるのを嫌っているようです。「呪いのビデオ」が例に出されてますが、メールの動画だったり動画配信サイトだったりするような最近の貞子の呪いは保守派の好みじゃなさそうですね。

詳しくは分かりませんが、秤の術式も新しい技術と呪術が交わったもののようです。何があっても五条に庇ってもらえるからと信じなかった綺羅羅でしたが、五条が封印されたことも寝耳に水だったようです。

なんとかして綺羅羅を説得して秤につなげたいところですが、伏黒とパンダは説得を成功させることができるんでしょうか?

混乱を収めるためには一人でも多くの戦力が欲しい時なのでなんとかするしか……。

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