日車との邂逅、嘘つきはどっちだ/週刊少年ジャンプ47号『呪術廻戦』第163話感想

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※この記事は執筆時点での最新号までの内容のネタバレを含みます。ご了承の上お読みください。

2021年10月25日(月)発売の『週刊少年ジャンプ』47号に掲載されている『呪術廻戦』第163話の感想です。突入でバラバラになってしまった虎杖と伏黒は協力者から日車の居場所を手に入れますが、それぞれの教えた場所は食い違ってしまっている。

その先には手をこまねいている怪しい男の姿が……。どちらかこの怪しい男の手先で嘘をついているようですが、果たして嘘つきはどっちなのか。

前回の話を詳しく知りたいという人はこちらの記事もチェックしてみてください。

『呪術廻戦』第163話感想

誘われた先は天国か地獄か

甘井はやっぱり虎杖に痛い目にあわされてしまった不良グループとつるんでいた男でした。思ったよりも少人数でしたが、悪いやつはどうでも良かったんでしょうね。調子を合わせているものの、甘井はどちらかといえばカツアゲにあっている少年と同類のように思えました。

どうやら伏黒たちも同じく豊島区を経由して新宿へと向かうようです。伏黒は危険だと指摘しますが、麗美は拠点があるため「シャワーぐらい浴びさせて」と提案します。

しかし、マンションではレジィというオカマ口調の術師が待っていました。どうやら嘘つきは麗美のほうだったみたいですね。2人とも伏黒を本気で怒らせてしまったようですし、とことんまで痛い目にあってもらいましょう。

日車との交渉の結果は……

甘井から東京芸術劇場へと案内された虎杖は案内してくれた甘井に感謝をして先へと急ぎます。甘井にも思うところはあるようで虎杖に謝罪。このままフェードアウトしてしまうんじゃなくて、彼の行動が後々に何かの鍵になってくるかもしれませんね。

虎杖はなぜかスーツ姿で入浴する日車と何気ない会話を繰り広げる羽目になります。「30分5,000円の相談料が発生する」とか冗談を言っていますが、実は術式の発動に必要な条件だったりしそうで怪しいです。

虎杖は過去の術師に魂を乗っ取られているわけではない日車と話は通じると思ったものの、死滅回游のルールに魅力を感じていたため決裂。

そもそも虎杖の場合、こういう交渉ごとって不向きなような気がします。前回の秤との交渉も伏黒たちの行動の結果もあるにせよ結局戦って解決してますし……。

ルールで永続をうたいつつ、儀式が終わってしまったらどうなるかわからない矛盾は気になりますね。割と感覚派な虎杖では矛盾の真相にたどり着くのは難しかったです。

感想まとめ

どっちかが嘘をついてるかもという話でしたが、やっぱりそっちだったか……って感じです。明らかに長いものに巻かれろって感じの気弱な性格をしていた甘井に対して、麗美は本性を隠していそうな胡散臭さがありましたし順当でしょう。

教えた行き先は食い違っていましたが、目的地は同じ豊島区内でした。単純に日車を説得するかポイントを強奪して終わり、とはいかなそうですね。

交渉がうまくいかず決裂してしまった虎杖ですが、日車がどんな術式を持っているのかが気になります。

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