山奥の秘湯を探して…/週刊少年サンデー42号『葬送のフリーレン』第65話感想

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※この記事は執筆時点での最新号までの内容のネタバレを含みます。ご了承の上お読みください。

2021年9月15日(水)発売の『週刊少年サンデー』42号にて『葬送のフリーレン』第65話が掲載されています。今回は温泉をテーマにした話ですが、単純なサービス回と思いきやひねってくるのがフリーレンらしいなと思いました。

温泉地にたどり着いたフリーレンたちだったが……

北側諸国の中でも温暖なエトヴァス山地にたどり着いたフリーレンたち。温泉に入れるかと思いきや、すでに温泉は枯れて廃村になっていました。しかし残っていた住民から裏手の山に秘湯が眠っているという情報を聞いて、行きたがったシュタルクの提案を受けて向かうことになりました。

ヒンメルは「珍しい場所は隅々まで探索をしないと気がすまない性格」だったようで、フリーレンは過去にもエトヴァスの秘湯にも訪れていました。そういえばダンジョンでは階段にたどりついても現在の階を探索しきっていないからってワザワザ戻るような人でしたね。

苦労の末にたどり着いた秘湯は温泉というにはガッカリなものだったのですが、普通の温泉に入るよりもかけがえのない体験ができたんじゃないかなと思います。師匠のアイゼンが見た「忘れられない景色」をシュタルクも見れたんじゃないでしょうか。

途中のバトル展開も淡々としているのですが、道中の苦労を思わせない感じがすごくこの作品っぽいですよね。アニメ化したらある程度は毎回の見せ場になるんでしょうか。これまでのマンガ賞の結果や売れ行きなどから、水面下では動いていると思うので発表されるのが待ち遠しいですよね。

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