大逆転でダイスケを追い詰めるナナだったが……/少年ガンガン2021年10月号『無能なナナ』感想

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※この記事は執筆時点での最新号までの内容のネタバレを含みます。ご了承の上お読みください。

9月10日(金)発売の月刊少年ガンガンに『無能なナナ』最新話が掲載されています。

顔に似合わず狡猾な相馬ダイスケとナナの探り合い。正直かなり追い詰められていたようにも見えたのですが肝心のところでダイスケはモエの裏切りに足元をすくわれてしまいました。

大切な後輩を傷つけられたナナがダイスケに向かって激怒していたのが先月号では熱かったです。

さて、いよいよ反撃だという感じで始まった今月号の話ですが、なんというか衝撃的でした。そう来るとは思わなかった……と予想を裏切る展開に驚かされました。

確かに不審な点がなかったわけでも無いのですが、そういうことだったのかと……。

ダイスケを追い詰めたナナだったが……

あらかじめ準備をしておいた倉庫に追い詰めたナナ。すでにダイスケの能力を使わせない仕掛けがしてあります。本当に落雷級だったらダイスケもろとも大爆発、ハッタリだったらタイヤで防がれてしまうとどっちに転んでも詰んでいます。

もし大爆発した時でもナナが助かる方法を用意しているはずと考えたダイスケは地下の存在に思い当たりますが……それもナナの予想のうちでした。ダイスケは拾った懐中電灯で辺りを照らしながらナナの姿を探していたのですが、逆に自分の居場所を知らせる結果になっていました。

まんまと閉じ込められてしまったダイスケでしたが「本当に落雷級の能力として考えてみたとき事件が一本の線につながった」とはどういうことでしょうか。

助けに来たサチコだったが…

以前ナナに自転車で連れてこられたときの事を覚えていたサチコが心配して倉庫を訪れました。モエも仲間たちによって病院へ運ばれたようで一安心。これで一件落着、とはなりませんでした。

サチコの目をくらませて姿を消したナナ。ダイスケだけでなくサチコに対しても準備をしていたと告白します。なぜなら、サチコこそが西条を殺した犯人だったから。

は???

思わず声が漏れてしまいましたが、確かにダイスケの能力が自分で言っていた通りに電気だったらナナの不利になってしまうような証拠品が突然現れたのを仕組んだ誰かが別にいるって事なんですよね。

まさか犯人がサチコだとは思いませんでした。テレポートっていう裏工作にうってつけの能力を持っているので納得いく部分もありますけど、それっぽい言動とか全くありませんでしたし疑う余地がなかったです。

動機や事件の当日に何が起きていたのかが気になりますが、単純に犯人のダイスケを倒して終わりだと思っていたので黒幕が別にいた点には驚かされました。

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